派遣ってなんなの?経営者から見た派遣と正社員の決定的な違い。

大きな違いは、雇用期間に制限がないのが「正社員」、有期雇用が「派遣社員」ということになります。正社員はボーナスや退職金などが出て身分が安定していますが、派遣社員は派遣会社の登録社員なので、ボーナスや退職金どころか、失業中の保証がありません。ただし、福利厚生面については、会社の保養所が利用できるなどのメリットもありますから、どのような福利厚生があるのかチェックしておいた方がよさそうです。

給料の支払い先

派遣社員と正社員の違いでわかりやすいのは、給料の支払い先です。正社員は雇用先の会社が支払い、派遣社員には派遣会社が支払っています。しかし、仕事の指示や人の管理を行っているのは派遣先の企業、派遣会社が契約している企業になります。勤務時間や給料の待遇などの労働条件については派遣会社と話し合うことになりますが、仕事内容については派遣先の企業にご相談ください。

月給制と時給制

正社員が「月給制」なのに比べて、派遣社員は「時給制」です。派遣社員は時給制なことから、勤務日数の少ない月には手取りが少なくなってしまいます。なお、有給休暇ですが、同じ派遣会社で6ヶ月以上継続して働いているなどの条件を満たしていれば、有給休暇をもらうことができます。

正社員との共通点

正社員と同じ仕事をして、同じ時間に働き、同じ時間に休憩を取るという点は一緒です。しかし、正社員には残業がありますが、派遣社員は契約内容が決まっているので、残業をしなくてすみます。時給制なことから、サービス残業のようなものはありません。残業がある場合は、「時間外労働手当て」で割増となります。そのあたりはきちんとしています。

派遣社員と契約社員の違い

派遣社員は派遣会社の登録社員、契約社員は雇用先の会社と直接契約しています。契約社員の中には、ボーナスや退職金などが出る人もいます。派遣社員も契約社員も有期雇用という点で、同じ働き方となります。派遣先企業にしてみれば、派遣社員と契約社員でどちらを雇用するかという選択になるでしょう。

契約期間の終了

派遣社員と契約社員は共に有期雇用ですが、契約が切れたときに、派遣社員が派遣会社からほかの仕事を紹介してもらえるのに対して、契約社員は別の仕事を見つけなければなりません。また、派遣社員が時給制なのに対して契約社員は月給制で、ボーナスも出ることが多いという点では正社員と共通しています。